帰化面接の事例(千葉地方法務局松戸支局)②
- 河村 儀明
- 2016年9月21日
- 読了時間: 2分

前回に引き続き、帰化許可申請における面接について、 千葉地方法務局松戸支局で申請された方の事例を元とした面接の流れや具体的な質問事項等をご紹介します。
面接では、提出した申請書類一式の内容と照らし合わせるように、 まず申請人の経歴に関する質問及び確認が行われました。 なお、注意事項として、 申請書類一式の内容と面接でヒアリングした内容に相違がある場合、 言うまでもありませんが、帰化許可申請には良い影響を及ぼしません。 また面接では、その相違があるかどうかも含めて、 申請人の状況について詳細に確認をするため、ある程度の時間を要します。 ちなみに今回の面接時間は計約2時間でした。
質問等については、申請人の出生から来日に至るまでは勿論のこと、 来日後の居住歴及びアルバイト歴等、実に細かなところにまで及びます。 例えば、来日について、 何故来日したのかという来日の理由のみならず、 仲介する人がいたのかどうか等、来日のルートも聞かれたとのことです。 また、来日後の居住歴については、 引っ越した理由、隣人とのトラブルの有無等も質問されたため、 自身の記憶や記録をしっかりと整理して面接に臨まなければならないということがこのことからもわかります。 その他の具体的な質問等については、次回ご紹介いたします。 ★サイト引越しのお知らせ★
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