帰化「不許可」者数、過去最高?!
- 松本 良太
- 2016年9月1日
- 読了時間: 2分
いつもご愛読いただきありがとうございます。
前回の記事でユキマサくん(日本行政書士会連合会の公式キャラクター)について応援をお願いしましたが、
皆様の応援のおかげで、
今ユキマサくんはとても健闘しています!
(先日は15位だったのですが、9月1日19時現在で「13位」になっています^^)
ありがとうございます!!
引き続き応援お願いします^0^/ ☆

さて、今回のテーマは打って変わって、
ちょっぴりシビアな話題を取り上げたいと思います。
先般、法務省は「帰化許可申請者数,帰化許可者数等の推移」の情報を更新し、
最新(平成27年)の詳細な数字を発表しました。
それによると、
昨年中の帰化不許可者数は「603名」。
この数字だけ見ると、
公表が開始された平成元年から昨年までの27年間において過去最高の数値となりました。
一方、帰化許可申請者数はここ3年間で微増は見られるものの、
過去20年のスパンで見るとゆるやかな減少傾向にあると言えます。
そういったなか、不許可者数600名以上というのは、
少なからずインパクトのある数値ではないかと思われます。
そうはいっても、
一昨年(平成26年)の「509名」という数値も、
当時としては過去最高値だったわけなので、
昨年から急に審査が厳しくなったというわけではないでしょう。
ただし、
全体として難化傾向にあるのは否めないというのが、
実際に実務に携わるなかで感じている正直なところです。
今回公表された数字については、
今後、より詳しく分析・研究していきたいと考えていますが、
不許可者数が増えたからといって、悲観的にある必要は決してありません。
弊社のお客様でも、
事前にしっかりとヒアリングし、
入念な検討や準備を重ねて申請に臨んだ方に関しては、
結果的にちゃんと許可されております。
全体の統計(審査動向)を参考にすることは大切ですが、
眼の前の数字に一喜一憂するのではなく、
ご自身の状況をしっかりと見つめ直し、
着実に一歩ずつ準備していくことが、
厳しい帰化審査を乗り越える一番の近道だと考えます。
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