帰化面接の事例(千葉地方法務局松戸支局)
- 河村 儀明
- 2016年9月13日
- 読了時間: 2分

帰化許可申請における面接について、
最近、千葉地方法務局松戸支局で申請された方の事例を元に面接の流れや具体的な質問事項等をご紹介します。
※帰化許可申請の面接での質問事項等は法務局や個々人によって違うため、
ここで取り上げる内容が、各申請において必ずしも合致するわけではないことについて、
あらかじめご了承下さい。
まず、申請人の方に配偶者がいらっしゃる場合、
たとえ配偶者の方が一緒に申請をしていなくても、
配偶者の方も面接に呼ばれるケースがほとんどであると言うことができます。
今回の申請人の方もまさにこのケースであり、
配偶者の方は申請をしていませんでしたが、
申請人と一緒に面接に来るように担当官より指示を受けました。
ただ、ともに面接に参加をするからと言って、
夫婦揃って面接を行うわけではなく、
それぞれ、交互に担当官と一対一で面接を行うケースが一般的であり、
これに関しても今回はその例に漏れませんでした。
ちなみに、
今回、申請人の方の配偶者は日本語を話すことが全く出来ず、
面接の連絡があった際、その事実を担当官に伝えましたが、
それでも面接に来るようにとのことでした。
このことからも、夫婦揃っての面接が原則であるとわかります。
面接では、申請書類一式の内容をもとにした事実確認が行われます。
その詳細については、次回お伝えいたします。
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