国際社会の中の日本
- 松本 良太
- 2016年5月27日
- 読了時間: 2分

昨日26日から本日までの日程で、
G7サミットが伊勢志摩で開催されました。
G7サミットでは、
世界経済や貿易、政治や外交にはじまり、
環境問題や人権問題に至るまで、
国際社会が直面する様々な課題について、
日、米、英、仏、独、伊、加の7か国の首脳や欧州理事会議長、
欧州委員会委員長が参加して話し合われました。
また、
今回は米国のオバマ大統領の広島訪問も実現しました。
本日夕方に広島入りし、
原爆資料館を訪問したあと、
原爆被害者らと面会し、原爆慰霊碑に献花した後にこう所感を述べました。
「空に上がったキノコ雲のイメージの中に、私たちは人類の矛盾を感じる」
「われわれは命を奪われた、罪のない人々がいたことを忘れてはならない。
その苦しみはことばで表現できないほどだ。
そして、歴史をきちんと直視する責任を共有しなければならない」
「科学で人間の命を奪うのではなく、
人生をよりよくするために利用するべきだ。
国家や、指導者達によってそうした選択がなされた場合、
広島の教訓が生かされたことになる」
原爆投下という、
悲しい過去を背負った日本だからこそ、
『平和』にかける想いや願い、
そしてそれを訴えかける力はどこの国よりも強いはずです。

「歴史をきちんと直視する責任」
それを果たすためにまずすべきことは、
その「歴史」を正しく学びなおすことではないでしょうか。
私たち行政書士も、
ビザや帰化等、外国人を相手にする国際業務を取扱う以上、
深い歴史と様々な立場の人たちからなる、
“国際社会の中の日本”という視点を忘れずに、
ひとりひとりのお客様と向き合っていきたいと考えています。
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